
完結となった『幸腹グラフィティ』7巻です。
表紙から溢れ出る幸腹感よ。

自分でもびっくりするくらい感情移入して読んでしまった作品でした。
主人公の女の子のお母さんがずーっと海外出張で帰ってこないのには「ちょっとお母さん!娘さんをほっぽりだしていかがなものなの!そんなに仕事が大事なんですか!?」と本当に怒ってしまったりとか。
そして彼女たちのかけがえのない高校生生活3年間を応援してしまいました。
かけがえのない系が好きなんですね、自分。
かけがえのない時間を無為に駆け抜けてしまった自分への後悔の念とかが重なるんでしょうね。
トホホ。
(まあいうほど無為じゃないしそれなりに楽しんだとは思うけど、ああしておけばよかったという可能性の藻屑がですね・・・)
(だからやってみてダメならダメだったという後から後悔しないために可能性の芽を摘んでおくということも大切なんだなぁ、なんて最近は思います。人生の剪定(せんてい)作業?)


幸腹グラフィティといえばなんといってもご飯を食べているときの快感に満ちた「メシ顔」ですが後半は周囲の人々がそれをみてリアクションするという流れが愉快でした。
それにしてもお嬢様方、毎回見事な食べっぷりでございました。
マンガは終わってしまったけれど彼女たちの未来はまだまだ続いていく。
その先に幸腹があらんことを。
ありがとう、幸腹グラフィティ!


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