ここのところ、体に力が入らなくて神経中枢部がなんか使徒に浸食されたようでパターンブルーでパルス逆流なイヤな感じでシンクロ率ダウン、あー俺もう死ぬんかや、婆ちゃん・・・だけんどレインボーシックスベガスはクリアしたいそいもうちょっとまってくれんかや・・・そっか、私笑えるんだ・・・と思ったら風邪だったみたいで、あーなんか咳がでてきましたしどうにかこうにか命からがら這ふやうに帰宅して「おじゃまします」「ひよクレくん、ここはあなたの家なのよ」「た、ただいま」と日課の寸劇を嫌々ながらもひとり黙々とこなしテレビつけたら、もといテレビジョンのリモートコントロール装置を操作して電源をONにしたらやってた映画が「富士山頂」とか。
テンションあがるね!

36歳石原裕次郎が、大自然の極限を克服し(富士山に)山頂レーダーを作り上げた日本人の勇気を描く!!石原裕次郎、渡哲也、勝新太郎夢の競演!
1970年石原プロ
(番組表より)


放送されてるのが裕次郎二十三回忌だからとかパチンコの宣伝だからとかいうのは置いておいてよかったですね。
プロジェクトXのすげえやつといえばそうなのですが、さすが石原プロ、スケールが違う!
ヘリが飛びまくりだったり山をまるまる使っての撮影とか今これだけの映画ってなかなか撮れないんじゃないですかねえ。

裕次郎迫力あるなあと思ったら、あの人カメラに正面向けてるとき(極力)瞬きしないんですね。
つむりかけてカッっと見開くときもあったりして、観客に対して挑戦的ですらあると思ったり。
試しにやってみてください、まばたきガマンするのってけっこう大変ですよ。

んでまあ途中から見たからなんとなくみてたのですが、不覚にもブワッっと泣いてしまったのが勝新太郎のあるセリフ。

陸路で物資を運搬するチームが役目を終えてブルドーザーに乗りながら下山するシーン。
工員たちは一仕事終わったしすっかり打ち上げムードだったのですが、ここで勝新が一言、

「ブルたちの新しい仕事先、考えてやんなきゃな・・・」

たしかこんなセリフでしたが、
ブルドーザーという機械とはいえ危険な作業を共に行った戦友としての思いからなのか、この作業目的のためだけに作られた特殊なブルだから他に使い道がないという哀れみからなのか、そしてそれは俺(勝新)みたいな年くった不器用な男も同じなのかもしれないという気持ちがあったのか、自分は瞬間にいろいろ考えちゃったのですが勝新太郎がこんなカッコイイセリフを言ったら優しさと哀愁がダブルトッピングで反則だろう!
自分の中ではココが最高でした。

タイアップがないとなかなか放送もできないと思うけど昭和のカッコイイ映画をもっと放送したらいいのになあと思いました、マル。

山といったら今やってる映画「剱岳 点の記」ちょっと見てみたいなあ〜(ヱヴァ破を見るのが優先だけど)

ツルギダケ テンノキ

剱岳 点の記 公式
http://www.tsurugidake.jp/


山のてっぺんに家建ててひっそりと通販生活を楽しむのが夢といえば夢です。
いいと思いません?(つ∀-)