アニマックスでガンダムのMSイグルーをやってたので観ました。

『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(きどうせんしガンダム エムエスイグルー)は、ガンダムシリーズの一つとして2004年から2006年にかけてフル3DCGで製作され、一年戦争を舞台にした作品である。

劇場作品となる第1期シリーズ『1年戦争秘録』とOVAとなる第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話、2期合わせて全6話構成で、いずれもジオン軍側から描いた内容となっている。また、2008年には、地球連邦軍側から描いた『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』が公開された。

ジオン公国軍の第603技術試験隊を舞台に、毎回登場するジオンの試作兵器の試験を描く。

(ウィキペディアより抜粋)

以前観た時はジオン驚異のメカニズムによるトンデモ兵器が突出して印象に残っていた記憶があるのですが、今回改めて観ると実に苦い。
各話が終わるごとに、ぐぬぬと唇を噛みしめてしまいます。

試作兵器といえば聞こえはいいですが、あてがわれる兵器は廃棄物だったり運用に難があるものだったり。
シリーズ構成の都合上、各エピソードで登場する兵器はだいたい最後にやられちゃいます。

まあ、「操縦した者は死ぬ」という筋書きは某ぼくらのみたいですが、渋いパイロットが死亡フラグをキッチリ回収して見事に散っていく様は分かっていても胸に迫るモノがあります。
悲しいけど、コレ、戦争なんです。

劇中に漂うジオンの敗戦ムードが、すごいです。

フル3DCGの制作技術もここ数年で格段に進化したので今またMSイグルーみたいなの作ったらすんごいものが観れるかもしれません。
とはいっても作品の芯になるのは脚本と演出。
MSイグルーはその点でこだわりと気合いが感じられる作品だったように思います。

以上MSイグルーの評価試験を終了する。

えっ?
MSイグルー2っていうのがもう出てるの!?(つ∀-)ミネバ!



主題歌がしっとりしていてよく似合います。