アルプス電気の個人向けマイクロドライプリンタ、ついに販売終了
http://slashdot.jp/hardware/article.pl?sid=10/01/04/0059224&threshold=-1

あら、とうとう・・・ですね。

自分、今はキャノンのインクジェットプリンタを使ってますが、実は初めて買った先代のプリンタはアルプスのMDシリーズでした。
溶融型熱転写方式・・・わかりやすく言うとインクリボンです。
耐水性や発色は綺麗なのですが、やはり印刷が遅いのが弱点です。
たとえばカラー印刷だと赤・青・黄・黒の4色のインクリボンを使用。
そして各色をそれぞれ用紙に印刷していきます。
まず赤要素を印刷、ウイーンを紙が印刷されて出てくる。
・・・けど完全に排出される前にまた用紙が吸い込まれるように戻って、次に青要素を印刷・・・そして黄色、次に黒。
なんてのんびり印刷なのでたいそう時間がかかることはご想像いただけると思います。

あと末期はインクがショップで売ってないとか、インクリボンの使われなかった部分がやっぱり無駄なような気がしてきて買い換えたのでした。

とかやってる間にインクジェットは生体組織の生成にまで応用されたりとか技術が進歩。
いまやご家庭のプリンタのシェアの多くを占めるにいたったのです。

お世話になったプリンタだけになくなるのは寂しいですが、致し方なしといったところです(つ∀-)