8月になってしまいましたが7月の回想。
X大佐の緊急招集によりA氏と自分の3名により池袋にて観劇!
「宇宙ショーへようこそ」
*以下ネタバレもありますのでご注意下さい。

まずは予告編から


監督、舛成孝二といえば「R.O.D」「かみちゅ!」の舛成孝二でもうすでにヤヴァイ!
・・・なだけあって、作品全体がすごい丁寧な作りで柔らかい雰囲気に包まれています。
・・・なだけに見ていて大層な安心感、と共に十数分おきに襲い来る猛烈な眠気・・・ってこれは自分のコンディションがよくなかったからなのでしょうか。
(スイマセン)
アニメ的にはとにかくいちいちよく動いて演技してます!

舞台が田舎の小学校なのですが、これが自分が通っていた「村の小学校」に似ていてビックリ。
宇宙ショーへようこそ

(自分が入学したときは全校生徒が7人で入学して1年で潰れましたw っていうか俺、ラスト入学生とかカッコヨクね?w にしても学区が村だけってスゴかったんだなあ・・・)
作品内でもそんなちいさな小学校の雰囲気がいい感じに描かれていたと思います。
パンフ見て知ったのですが子供キャラの声はぜんぶリアル子供が演じているとのこと。よかったです。

さて、ここからちょっと・・・いやけっこうネガティブな感想。
「宇宙ショーへようこそ」上映時間は136分。
自分的にはこれは長く感じてしまいました。
てっきり90分で終わるものだと思っていたので、あれ?まだ終わらないのかな、みたいな。
宇宙旅行の過程が細かく描かれていてまあしょうがないんですけど。
TVシリーズ全13話か26話をまとめるとこうなっちゃうんじゃないかという錯覚。
でもドラゴンみたいな宇宙超特急とかほんとうに乗ってみたかったし、こういう宇宙旅行をしてみたいと思った!

「宇宙ショー」がそもそもアングラ的な存在でいきなり悪っぽかったのが残念でした。
タイトルで「ようこそ」ってくらいだから究極に華やかなものを期待したのですが。
見た目は綺麗でさも善い事業だけど、そのウラでは・・・っていうひっくり返り的なギミックはなかったです。
(クレしん映画ではそういうのは巧い)
まあ「宇宙」だからなんでもいいんですけど。
ただ物語中の小学生たちが「宇宙ショー」にあこがれたりしてないし、興味がなさそうなのが、うーん。
タイトル的には「宇宙ショーをぶっとばせ」のほうがしっくりくる感じです。

あと終盤は犬は犬で、子供達は子供達で勝手にそれぞれ戦ってるんですが、ずいぶんそれぞれバラバラだなぁと。
でも犬カッコイイんだよ!ひろし(藤原啓治)の演技がいいんだよ!
女の子もヒーローになるのなら、小道具で一回限りでいいから変身とかしちゃったほうが見た目にわかりやすかったと思います。
観ている方も吹っ切れたか。

とまあ、見ているだけなのにオマエ文句ばっかり言うなと怒られそうですが、見ている間は宇宙に行った感がかなり味わえちゃう「宇宙ショーへようこそ」。
劇中の超新星爆発ショーとかサイコーにファンタスティックでした。
上映館は少ないですがオススメです!

パンフレットは制作話とかとてもいろいろ書いてあってこれで800円はお値段以上!
というわけでパンフもオススメです!(つ∀-)

追伸
3人で映画の後に食べたのはドリアの店でドリア。
暑い夏にドリアってどうなのかと内心ヒヤヒヤしましたが、アツアツのチーズがうまい!
ただ、やめてくれないか。
人のアイスコーヒーにガムシロップをドバドバ入れるのは(笑)