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夕方の寒空に佇む樹木の枝は地面から根が空に向かって突き出しているようにも見える。
まるで地中にエネルギーを送っているかのようだ。
またあるいは動物の身体に張り巡らされた血管のようにも見える。
動物と植物の差なんて存外無いものなのかもしれない。

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無機物な送電鉄塔も夕刻にはなにか異様な存在感を醸し出す。
碍子(がいし)の向こうでは電気を送りながら。

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今日も終わり。


撮影:Canon IXY 30S