一日に3本も映画をみるとさすがに疲れますが、
部屋を暗くしてテレビに近づいてヘッドフォン大音量で視聴するとなかなか没入できていい感じです。
最後の方なんかはまるで夢を見ているみたいに。
というわけで
「ロック・ユー」
「ブレイブハート」
につづいて3つ目は「ウォール・ストリート」マイケル・ダグラス主演。
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これの前作にあたる「ウォール街」はみたことないし、経済とか金融には疎い自分ですが、
現在劇場公開中の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」への予習的な意味を兼ねて今経済物をみておこうという魂胆。

予告編の後はネタバレも。


2010年公開ということで劇中では絶賛サブプライム危機で金融はメタメタです。
金融経済は誰かに操られているのか、それとも怪物みたいに世界に蠢いているのかわかりませんが巨大な力を持っているのは確か。
サブプライム危機でいったいどれだけの損失が発生し、どれだけの企業が無くなり、どれだけの人間が失業し、どれだけの人間が自殺し、そしてどれだけの数の「家庭」がなくなってしまったか実数は把握しておりませんが相当なものだったのだと思います。
そこからのかすかな希望、それはもうほんとうに小さな光なんだけどそれでも再生する希望はあるかもよ?
・・・という今作。
なんとか最後には胸を撫で下ろすことができて一安心です。

「シャボン玉」が登場するシーンが2回あるのですが、1回目はまさにバブルを象徴するそれ、そして2回目は屋根まで飛んで行く虹色に輝くシャボン玉。
同じモチーフでも見方が変わるのが巧かったです。

というわけでウォールストリート、
関東は2週連続の大雪で経済的に圧殺、それはもう消費税増税をまたずにジェノサイドな感じではありますが、そんな時期にこそ御覧頂いてはいかがでしょうか。
オススメです!(つ∀-)