たくさんあるコンテンツから面白いと思ったものだけみればいい。
それが一番シンプルでいいんですけど、
いい素材をどうしてこんな調理法で・・・
というもったいなさが目についたアニメ「残響のテロル」。
シリーズの最初は「いいぞ!」って感じでみていたのですが・・・途中からうーん・・・
でも、最後まで見ちゃう・・・くやしい!
キャラ、作画、音楽といい感じなのに話しの作り方がもうちょっとなんかあるだろうと不完全燃焼です。
(世界征服〜謀略のズヴィズダー〜もそうだった)
ああ、なんてもったいないんだろう・・・と思いつつも視聴者が被る損害など微々たるものなのでまあいいじゃないですか、と溜飲を下げる。
「燃え盛る炎の中からね。」ってツエルブの言葉をふと思い出した。幼いナインとツエルブが施設から脱走した日。ハイヴは炎の中。きっと其処と重なってるんじゃないかなって思った。ただ違うのは救われたということ。本日最終回です。#zantero pic.twitter.com/ehxGfu90W8
— 潘めぐみ(HAN MEGUMI) (@han_meg_han) 2014, 9月 25
ハイヴとかかなり好きなキャラだったのに話の中で機能していないとか残念。
リサも母親やいじめられる環境から逃避しただけじゃなくてもっと成長した姿を見たかった。
アテネ計画とやらも一般人にとっては割りとどうでもいい感じなのでその非道にはあまり同情もできず。
ただ最後の高高度核爆発のシーンはなんかよかったです。
やっぱり爆発ってよくわからない説得力がありますね。
(クライマックスは爆発が美しければそれでいい理論=芸術は爆発だ)
漫画アニメの「ついに明かされた驚愕の真相」にありがちな真相
アニメの最終回あるあるあげてけwwwwwww
もう面白さのパターンなんか決まっているわけで、ありがちでベタだろうと見ている方はだいたい納得できれば盛り上がる。
方法論だけで作品はできちゃうし、見た目を今風にしておけばOK。
手抜きとかじゃなくて、「洗練されたやりかた」です。
たまに型破りなのもいいけど形になってないのは「なんじゃこりゃ」と困ってしまう。
映像作品は一度に多くの人が見るので特にそのへんは際立ちますね。
じゃあ「残テロ」でどんなシーンがみたかったんだろう・・・
・「ありがとう、ツエルブ・・・」笑いながらスイッチを押したナインが爆発!
・「もう離さない!」とデレに転じたハイヴが仲間になり世界に反逆!
・クビになった刑事も仲間になり世界に反逆!
・リサのメシマズクッキングで楽しい逃亡生活。ナインは無理して食べて爆発。
・スカイツリー爆破。
・リサがスタイリッシュテロリストに覚醒。
・ロストナンバーズがクローンで復活して対決(散り際は記憶が蘇って涙のお別れ)
・キャラクターソングでハイヴとリサがデュエット。
・・・あかん、これただのパロや。
あと決定的な敵やラスボスがいなかったのがスッキリしなかった原因かも。
アテネ計画の首謀者をひとりずつ爆殺していくという展開もアリだったんじゃないでしょうか。
まあなんだかんだで嫌いじゃない「残響のテロル」でした(つ∀-)
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