gawaraten

ダグラム=CBアーマー(コンバット・アーマー)
ボトムズ=AT(アーマード・トルーパー)
バイファム=RV(ラウンド・バーニアン)
レイズナー=SPT(スーパー・パワード・トレーサー)
ガンダム=MS(モビル・スーツ)
ヤッターマン=ビックリドッキリメカ


メカニックデザイナー 大河原邦男展 | 上野の森美術館 | 見どころや巡回展、チケット情報など

大河原邦男展に行ってきました。
上野の森美術館にて2015年8月8日から9月27日開催。


大河原邦男 - Wikipedia
苗字は「おおかわら」なのか「おおがわら」なのかハッキリ覚えていませんでしたが、
正しくは「おおかわら」のようです。


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上野の森美術館へは初の来訪です。
入口の横には氏がデザインを手がけたメカが壁面にドンと!
メカの大きさが比較されてて面白いです。
ゴワッパー(よく知らないんだけど)がとてもでかい!
ボトムズがとても小さい!!


今回はアニメのロボットに詳しい友人と一緒に。
共に懐かしがったり、メカのことを教えてもらったりと楽しみました。
自分はロボの名前とか設定とかあまり覚えていないので助かりました。
学校から帰るとテレビでロボットアニメをやっていた世代なので展示されているものの多くが直撃です。
なんてったってオーラバトラーとヘビーメタルとバルキリー以外はほぼ大河原邦男氏が手がけたものですので。
会場で数々の作品を眺めているうちに自分も友人もランドセルを投げ捨ててテレビにかじりついていたあの頃に戻っていたかもしれません。
お互い少年時代は別の時間を過ごしたのにこうして共感できるものがあるというのは素晴らしいなとも。


会場内はうねる蛇のように順路が。
デザイン案やカラーイラストが展示されています。
これも大河原邦男デザインだったのかというものも。
年代順に並んでいるのでロボットアニメの移り変わりも追体験することができます。
発注者からのリテイク要望が書き込まれているものもありひとつのロボットデザイン完成までの苦労がうかがえます。
たとえばガンダムMK-IIのデザイン案だけでも5つくらい並んでいて驚いたりしました。
順路で人気があって人溜まりができていたのはやはりガンダムのコーナー。
みんなこぞって食い入るように見ていました。
あと巨大なザクの立体物も展示してあって面白かったです。
(大きいように見えて実はバストアップと脛から下しかない!)

近年発達・進化するロボット技術にはガンダムなどのイメージが少なからず反映されているはず。
あと何十年か何百年かしたら宇宙でモビルスーツに乗る時代になっているかもしれませんし、そうなってほしい。
今が人類の技術と繁栄の頂点だなんて思いたくないし、この先衰退することなどあるものか、という戦意。
大河原邦男氏はそういう意味では遠く未来にも影響する偉大なデザインを残したといえるでしょう。


↓場内唯一撮影が許可されていた書き下ろしのロボ屏風。
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数々のロボットアニメを楽しく見ることができたのは大河原邦男氏のおかげであることは間違いありません。
今回の展示会はそんな彼への感謝の巡礼にほかなりません。
そして巡礼の先に待ち受けるのは・・・グッズ販売のコーナーですね!
魅力的なアイテムがいろいろありましたが自分はガチャガチャを何回か。
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戦利品はヤッターマンとダイターン3のドッグタグ。
あとガンダムの缶バッジ。
ガンダムは内部機構が見える絵。
そういえば昔って中のメカが見える絵って多かったですよね。
大河原邦男のそれはメカのぎっしり詰まった感じや、稼働する説得力があって見事です。
友人は大河原邦男顔のドッグタグをゲットできてご満悦!


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上野の森美術館、2015年10月3日〜12日は蒼樹うめ展!
うめてんてーてん。
こちらも見逃せません。

蒼樹うめ展
どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで




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