2013年『ゼロ・グラビティ』
2014年『インターステラー』
そして2015年(*)『オデッセイ』
*本国での公開年。原題『The Martian』

というわけで近年宇宙映画がいい感じに続いてますが、ついにレンタル開始となった『オデッセイ』さっそく見てみました。
『インターステラー』ではマン博士を演じていたマット・デイモンが主役ということでマン博士スピンオフでは?なんて公開当時には噂もされていましたが果たして?

予告編の後はネタバレにご注意。


【マット・デイモン劇場!】
全編ほぼひとり芝居!ビデオに記録するためにひとりでカメラに向かって語ります。
『2001年宇宙の旅』とか『月に囚われた男』とかを彷彿とさせます。
宇宙モノは孤独が描かれるのも魅力ですよね。
で、開幕いきなり惹きつけられるのが腹の傷をひとりで治療するシーン。
これがほんとうに痛そうで「うわ!ああうあ!!」って呻きながら見てしまいました。
しかもこのシーンけっこう尺を取ってあってじっくりと治療のプロセスを見せてくれます。
自分で手術をやれって言われたらかなりの覚悟が必要だとゾッとしました。
その後もことあるごとに覚悟を強いられるイベントが続出なのですが、植物学者っていうわりにはなんでもやるなこの人って感じでした。
「知識は荷物になりません。あなたを守る懐刀。」とはいいますがまさにその通りで機転を利かせて事態を解決していく姿には憧れました。
あれ?こういうのってどこかで・・・って冒険野郎マクガイバーじゃん。
つまり『オデッセイ』は宇宙版冒険野郎マクガイバーだったのです(曲解)

クライマックスの救出作戦は「無茶しやがって!」って感じでしたが、「アイアンマンに俺はなる!」っていうはっちゃけっぷりが自分としてはウケました。
もっと真面目な映画だと思ってたけどそんなでもなかったという。

【NASAだぜ!NASAなんだぜ!!】
素晴らしき隠蔽体質、誉れ高きトップダウンを丁寧に描かれているNASAです。
納期に関しては繰り上げ要求する場面が何度も。
そんな暗部を露骨に皮肉っているのが見どころでした。
もっとNASAバンザイ映画かと思っていたのですが、助っ人に中国が介入してきたり。
一昔前ならロシアが出てくるところなんでしょうけど中国ですか・・・っていう感じが。
世界で手を取り合って助け合うっていうのなら複数の国が助けにくるっていう描き方をしてくれればよかったのに。
この辺は急にスケールの小ささと今現在の国際問題をねじ込んじゃった感が出て残念でした。


【宇宙ってすばらしい!】
この映画は近未来SFなのですが数十年後には本当のことになっているかもしれません。
あるいは数百年後には火星がテラフォーミングされて陳腐な映画に成り果てることになるかもしれません。
『オデッセイ』ではわりと陽気に宇宙開発している感じだったけど、現実にはそのメリットとか費用とか厳しい物になってきています。
今のやり方をずっと続けていていいのだろうか、という時期に来ているのかもしれません。
それ以上に地球上の環境や経済や紛争の問題が未来に立ちはだかっています。
地球が持たん時が来ているのか、それとも人類の革新が新しい未来をもたらすのか。
注意深く見守っていこうと思います。






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