大河ドラマの『真田丸』が絶好調なのでこちらの映画も気になってました『真田十勇士』
というわけでみてきましたが個人的にはイマイチだったかな・・・
っていうかいろいろ惜しいしハズしてるところが多いという印象。


予告編の後はネタバレにご注意



【よくないと思ったところ】
・135分・・・長い!!
山場は何度かあるんだけど一番盛り上がるべきクライマックスではもうぐったり。
あと下げて上げるのはいいんだけど意味不明な仲間割れとかで下げたりで謎。
湿っぽいシーンはちょっとだけみせてガンガン次いって爽快にしてほしい。
このカットそんなに長く見せなくていいよ、ってところが多数。
107分にまとめて。

・謎のアニメパート!
開幕いきなりアニメが始まって「見る映画間違えたかな?」っていうトリック?
いる?それ。
あとスタッフロールでのおちゃらけた後日談、いりますか?
あとユーミンの歌、ぜんぜん合ってない。


まるでダメな邦画じゃないか、って感じではあるけどだがしかし全部そうではない。


【よかったところ】
・中村勘九郎と猿飛佐助とのシンクロ率は4000%!!
ビジュアル!演技!声!すべてが猿飛佐助!!
ほんとうにすばらしい!!

・真田幸村の最期!
試合には負けたけど勝負には勝った感があってよかった。
幸村のために勇士達が死んでいくんだけど死んだときに「(名前)絶命」ってテロップがぺろんと表示。
ここはタイピング風に一文字ずつ画面に打ち込んだらよかったのに!!!って見ていて叫びたかったです。
「絶(ガッ)」 「命(ガッ)」
って表示されたらエクスタシーだったのに!!

大軍勢同士の戦いの見せ方も戦場をズームイン・アウトしたりでわかりやすく。
(戦闘はスローモーションを多様しすぎに思ったけど)


・独自の歴史解釈
真田幸村がヘタレだったってのも面白いし、淀殿が実は・・・ってのも面白かった。
映画としては真田幸村が絶命するところが最大の山場だったのでそのあとの「答え合わせ部分」はオマケ感が強かったのが残念。

・衣装が見事!
どれも凝った作りで見応え充分。
大島優子が突っ立ってるだけでもシルエットがかっこいいんですよ。


【そのほか】
霧隠才蔵が空を飛んだり、敵の忍者が蜘蛛みたいに出てくるんだったら十勇士それぞれも固有スキルをちょっとマンガっぽくしても面白かったかも?

あと見終わった後の率直な感想は「庵野秀明に編集させろ!」でした。
シン・ゴジラがなかったらもっと素直に見られたのかもしれないけど。
堤幸彦監督はテレビサイズだと小技が活きるけど壮大なスケール感とは相性がよくないのかもとか。


そして大河ドラマの真田丸では幸村の最期をどう描くのか期待が高まりました。
歴史にロマン、いいものですね。




映画『真田十勇士』オリジナル・サウンドトラック
Gabriele Roberto
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