万里の長城の映画なのになんでマット・デイモンがいるのか?
その謎を解き明かすために見に行きました『グレートウォール』。
マット・デイモン大好きっ子なので。

結論から言うとマット・デイモンが万里の長城にいるのは必然だったし、なにより驚いたのは万里の長城の歴史を学ぶような頭のいい映画ではなかったということです。
これはもう空前絶後のファンタジー。
ぜひ何も考えないで楽しんでください!
家で見たら面白さ50%OFFは間違いありませんのでぜひ劇場で。

予告編の後はネタバレにご注意。
【万里の長城がファイナルファンタジー!】
60年に一度現れる怪物に対抗するために作られた、それが万里の長城!!
しまった!そういうお話だったのか!
・・・と思ったときにはもう遅い!
無理ゲーとも思えるほどの怪物の大群が襲い掛かってきます。

さあその怪物たちに万里の長城はどう対抗するのか?
投石機!弓矢!剣!
そしてバンジージャンプめいた槍隊!!・・・え!?
蒼い鎧を身にまとい怪物たちにジャンプして槍を突き立てます。
その姿はまるで竜騎士のよう。
そして食べられる・・・あれ?
ビジュアル的にはカッコイイのにどうもいまひとつイケてません。
劇中には他にもアイディア先行型の今ひとつな戦法がいくつか登場します。
なんかだいじょうぶかって思わず笑ってしまいます。

だがしかし!
ただ笑って済ますのは惜しいところです。
なんてったって相手は60年ごとにしか現れない怪物。
戦う若者は怪物の姿だって見たことはない。
そんな怪物を相手にどうやって戦うかを60年も考えて訓練しなくてはいけない。
たぶんあまりにも暇すぎて「俺が考えた最強の戦法」みたいなのが誕生してもおかしくありません。
城内でコンテストとかやって「ボクこんなの考えました!」「おもしろい!採用!」とかやってたに違いない。
そんな60年の重みを考慮しながら見ると実に味わい深い作品だと思います。
一方敵である怪物は60年の間に賢くなっているので手強い。数も多い。
城壁に仕込まれたハサミチョッキンシステムとかいい感じに思えたけどとても間に合わなくて「惜しい!」と心な中で叫ぶなど。
気がつくと自分もアイディアコンテストに参加している側になっています。

槍を駆る竜騎士、弓を使うシーフ、オマケに飛空艇みたいなのまで登場で中国版ファイナルファンタジー感を味わえます。
(あんな気球で数時間も飛べるとはとても思えないけど)
あと太鼓隊がヌンチャクで叩いててなんかアガった(マッドマックス 怒りのデス・ロードを思い出しながら)

【マット・デイモン!】
火薬を求めて三千里、はるばる万里の長城までやってきてしまったマット・デイモン。
扱う弓矢は必中クリティカルというチート性能。
戦う理由に目覚めていったり、ヒロインといい感じになりそうだったけど最後は盗賊として去っていく。
なんて気持ちのいい連中だろう・・・。
どこか『カリオストロの城』めいたメソッドまで感じさせます。
まあこのへんはあまり深く考えなくていいと思います。


【リン将軍 act ジン・ティエン】
gurewo
蒼い鎧に身を包んだリン将軍を演じるのはジン・ティエン。
はっきりいってすんげえタイプだったので彼女を見ているうちに映画が終わっていたと言っても過言ではありません。
ちょっと常盤貴子っぽい?
前髪がスッと流れてる感じとか、まぶたの二重の感じとかたまりませんね。
そういえばこの前見た『キングコング 髑髏島の巨神』にも登場してましたね。
あまり活躍してなかったけど。
『パシフィック・リム2(仮題)』にも登場するようなので活躍に期待です。

映画『グレートウォール』注目の女優ジン・ティエンの場面写真が一挙解禁! [T-SITE]


【ウィレム・デフォー】
髭では隠しきれない安定の深く刻まれたほうれい線。
今回は一癖あるキャラを熱演。


【将軍】
あまりにもあっさり死にすぎて笑った。
まあ話の都合(将軍を殺すためだけのシークエンス)なんで!


【グレートウォール】
今回は2Dでみたけどけっこう迫力のある画があったし、IMAX3Dとかでみたら迫力マシマシになって楽しめると思います。
チャン・イーモウ監督は『英雄 HERO』が大好きなんだけど今作はそういう深い味わいはなかったのが残念といえば残念。
なんといってもジン・ティエンの魅力に気付くことができたのが一番の収穫だと思います。







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