ドア(っていうかトンネル)をくぐるとそこは5年前の世界だった。
そしてそこには5年前の自分がいるわけで。
タイムパラドックスを解決するには自分を消してしまえばいい。

そんな世界が怖い映画でした。

時間遡行モノでは世界や愛する人を救うというのが多いのですが、この映画では自分を殺すというところから始まってしまうのでもう救いがない。
それどころか自分の犯した罪や過ちを舐めながら生きていかなければならない。
どんどん泥沼にハマっていく主人公を見ながら胃がキリキリしました。

そんな状況でも愛する人のために最善の選択をしようとする主人公。
グッドもバッドもごちゃまぜになったクライマックスには唸らされてしまいました。

人生救いがあるようで救いはない。
救いは無いようで救いはある。
世界との接し方みたいなものを考えてしまう映画でした。

【雑感】
・主人公の俳優の半分死んだような顔が魅力的だった。
・主人公以外にやってきた連中は要領がよかったのがずるい。
・もしやりなおせるとしてもあんな世界には行きたくない。
・自分で自分を殺すってどういう気持だろう?と想像してゾッとした。

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