2017年12月15日に公開となったエピソード8、『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』!
今年の映画ライフの締めくくり、そして最大のターゲット作品です。
公開翌日となる16日に吹替版で見てきました。


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映画館のロビーにはポスターがずら〜っと展示してあって盛り上がりまくり。


実はIMAX版の先行予約に出遅れてしまって、それはなんとか19日に予約。
でもね、19日まで待ってたら気がおかしくなっちゃうよ!
公開日当日には都合があって見られないけどせめて翌日には見たい!ということで急遽16日に突撃をねじ込みました。


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鑑賞前日は家にあるライトセーバーを振り回してテンションを上げたり。


まあ16日の朝なんかはすでに相当気がおかしくなっていて映画館に乗り込むときなんかは入学試験に臨むような緊張感すらありました。
精神的にも肉体的にもほんとどうかしてましたね。

なので本編開始直後の「遠い昔、はるかかなたの銀河系で…」のあとの「STAR WARS」のタイトルロゴがドーン!テーマソングがドーン!のところで感極まってしまいいきなり涙があふれる始末。
(前作もそうだったような気もするけど)
やっぱりあの瞬間がスター・ウォーズなんですよね。
新しい物語の扉が開く瞬間なんです。

そこからの152分間はどうだったのか。
予告編の後はネタバレにご注意を。






フォースとともにあらんことを





【ダウンサイジングって大事】
三部作の二作目なので正義側がジリ貧になるのはわかる。
前作で共和国が壊滅したし今作はますます追い込まれるのは必然。
でもまさか最終的にミレニアム・ファルコン号に乗れるくらいまで減るとは思ってなかった。
とっておきで出した救援信号は軒並み既読スルー。
大丈夫なのか反乱軍。

じゃあファースト・オーダーはどうかっていうとスノーク最高指導者がいろいろあって死亡。
代わりに最高指導者になったカイロ・レンはどう見ても大将の器じゃない。
こちらもダメになってるじゃないか。

ここまではそういう大筋の話だからまあいいんだけど。



困るのは何をやってもうまくいかない・・・っていうか無駄な作戦や行動。
だったら・・・ってのがほんと多い。
(カジノ編っているのかな?)
(島編もなんかスッキリしないなあ)
(燃料切れ待ちのおいかけっこはいつまでやるの?)
(だったら最初からクルーザーをハイパードライブ突撃させれば?)
(攻城キャノンに特攻したフィンもそれをカットしたローズも放たれたキャノンも全部無駄じゃね?)
(あれくらいの籠城だったら衛星軌道上から爆撃できそうな?)

大局では宇宙から地上戦に移行しちゃったスケールダウン感。
(カイロ・レン現場に来ちゃってるよ)

対決シーンなんかは盛り上がるものの映画としての盛り上がりは右肩下がり。
おいかけっこなんかが「楽しい感じをだすだけのサービスシーンだな」なんて感じちゃったり。
(スター・ウォーズはそういうサービスシーンがあってのものだとも思うけど)
三部作の中継ぎとしてはちょっとがっかりでもありました。
タイトルロゴで泣いたのがピークだったのでは?と何度か思ったり。
上映時間の長さもあってクライマックスがどこなのか初見ではつかみにくいのもあるかな。


さて、今回注目は光と闇の間で揺れ動くレイとカイロ・レン。
「むむ!どっちに転ぶんだ!?」とこのへんはドキドキしながら見ることができました。
最高指導者ルームで赤いやつらに対して共闘とか「うおお!うああ!ぬうう!」と唸りながら見てました。
赤い連中はいろんな武器を持ってておもしろかっこよかったですね。

じゃあ次にどう繋がるのか?
レイア姫(キャリー・フィッシャー)が死にそうで死ななかった。
でもキャリーがすでにお亡くなりのため次回作での出演は困難。
ちびっこ(たち?)がフォースに目覚めて終わったし次は十年くらい時間を経過させて・・・と予想。
ファースト・オーダーもその間に体制を整えておきましょう。


・・・とまあ文句多めになってしまいましたが、そこはスター・ウォーズなので見どころは満載です。


【カイロ・レン】
最高指導者に「馬鹿げたヘルメットを脱げ」とか言われてさっそくもう不機嫌!
ヘルメットをエレベーターの壁にたたきつけてぶっこわし、メット卒業。
期待に添えなかったヤツという期待を裏切らないキャラ、好きですしどこか共感できるんですよね。
歩き方とかライトセーバーの構え方とかも好き。
光堕ちなどしない!と悪の道を進むもまだまだ力不足。
伸びしろがあるというべきか。
部下に背後から刺されないように気をつけるんだぞ!


彼はもっと学ぶことが必要だ!



【スノーク最高指導者】
最高指導者バンザイ!
ついに素で登場ですがまさかあんな金色な服を着ていたとは。
そして何者だったんだあの人。
死んだけど。
けっこううっかり者、最高指導者バンザイ!


【レイ】
最高指導者の部屋でのバトルはすごかったけど、基本フォースチャットでカイロ・レンとイチャイチャと岩を持ち上げるしかしてなくね?
名家の生まれではなくて一般人だったってとこに新たなフォース発現の可能性があるってことですかね。
(フォースは選ばれしものだけのものではない)


【ルーク・スカイウォーカー】
そりゃ登場すりゃアガります!
グズグズと島に引きこもっていたようだけど最後に幻体飛ばしてがんばります。
そしてフォースの大いなる流れの中に還っていった。
っていうかカイロ・レンがああなったのはあんたのせいか!?
もうちょっとレイにうまいこと修行をつけてやれなかったものかとも思うし師としてはイマイチだったんだね。
今更ヨーダが出てきてびっくりしたけど、引退したジェダイのみなさんは現役の面倒をもっと見てやってください。
ヨーダが出るんだったらオビワンとかアナキンとかも出てきてくださいよ。
あなたたち「流れに身を任せるのじゃ」っていつも言うけど無責任すぎるし、そんな見て覚えろみたいなの今時の若者には流行りませんよ!


【レイア】
宇宙空間に放り出された時は「ありがとう!キャリー・フィッシャー!」って思ったけどまさかの帰還。
悪いけどちょっとずっこけた。
母として息子に向き合う場面は・・・なかったですね。
ありがとう、キャリー・フィッシャー。


【キャプテン・ファズマ】
ダ、ダストシュート送りになったはずじゃあ!?
・・・というわけで颯爽と登場、フィンを仕留めにかかります。
強いかはともかくあのメタリックなスーツがかっこいい。
そして今回ついにヘルメットが壊されてお目目がチラリ。
爆炎に沈んだけどありゃあ死んでないよね。
「お、お前さえいなければ!!」とか言いながらフィンに歪んだ愛情を抱いて次回作にも登場してほしいです。


【ローズ】
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メインビジュアルのなかに紛れ込んでいて「誰?」って思ったけど予想以上に出番あり。
でもカジノ編の必要性がそもそも薄いためキャラの必要感も薄い。
(結局彼女は追跡装置を停止できてないし)
フィンの突撃をカットして死んだ・・・かと思いきや死んでないのに若干ずっこけ。
だったら次回はフィンを巡ってキャプテン・ファズマと激闘してほしいくらい。


【乗り物がかっこいい!】
冒頭のXウィングがそりゃもういきなりかっこいい!
カイロ・レンが乗ったやつがローリングしながら射撃するのもいい!
終盤の地面を引っ掻いて飛ぶやつもおもしろい。
ポー・ダメロン専用の黒いXウイングはプラモが欲しくなりました。

ブーステッドのほうね!!

劇中Xウイングが大破したときは「何してくれとんじゃ!!」って心の中で叫んでました。


【最後のジェダイ】
引っかかるところがあってもこれだけダラダラ書けてしまうのがスター・ウォーズの魅力です。
後日IMAX2D字幕でまた見に行くのでどんなふうに目に映るのか楽しみです。
話の流れは頭に入っているのでビジュアルを中心に見ようかな。
新しい発見もあるでしょう。

【追記】
IMAX2Dで見てきました。
映画感想『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(劇場にて2回目・IMAX2D字幕) : ひよこクレストのご注文お決まりでしょうか?
まさかの賛否評価反転!!??
自分でもびっくりです。




今回は日本語吹き替え版で見ましたがやっぱり見やすい。
慌ただしく場面が変わるところは吹替のほうが画を追いやすいですね。

あと吹替だったから親子連れ、特にお父さんと男の子が多かったです。
途中何度かお子さんをトイレに連れて行くお父さん、ご苦労様でした。
とてもほほえましく見守らせてもらいました。
というのもスター・ウォーズを映画館でお父さんと見たという思い出が必ずお子さんの心に刻まれるからです。
いつか大人になってから「親父とスター・ウォーズ見に行ったなあ・・・客席は満員だったなあ」って思い出す。
その満員の客席に座っていた一部だったってだけで自分は感動ですよ。

世代を超えて共有・共感して楽しんでいくスター・ウォーズ。
それもまたフォースの形のひとつなのではないでしょうか。

おわり。


☆スター・ウォーズの楽しみ方もいろいろありますがプラモデルがバンダイから発売されているので作ってみるのも一興かと。