最近午後のロードショーはご無沙汰だったのですが急に「見なきゃ!」という予感がして見ました。
『白鯨との闘い』



劇場公開当時は「クジラの映画・・・ねえ・・・」という感じでスルーしたのですが、シンプルながらも壮絶な人間ドラマにすっかり引き込まれました。
けっして明るい話ではないのですがハレーション的で黄色い光線が印象的な画が不自然なほど綺麗で見とれてしまいました。
人間、死にかけたときはあんなふうに世界が視えるのかもしれません。
映画館で見たら衝撃もマシマシだったかと思うと・・・映画館でみればよかったと後悔。

石油が発見される以前は鯨を狩って油を得ていた、そんな時代があったということを教えてくれる。
鯨ハンターたちは海へ繰り出し銛を手に鯨と闘う。
得るものは金と名声か、それとも死。
今となっては物語の中の世界だけど、時代が変われば生き方も変わる、変わらないものもある。
そんないろいろなものを噛み締めました。
とても好きな映画です。

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