まさかの映画化!
間違いなく2019年の問題作!
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『緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』観てきました。
上映館がほんと少なくて、今回はヒューマントラストシネマ渋谷にて。

元はCSファミリー劇場のオカルトを扱う番組。
自分は以前CSが観られる環境だったときに夢中で観ていました。
※当時の感想はこちら↓
緊急検証関連の記事

どんな番組なのかは観てもらったほうが早いので公式で配信されているのをどうぞ。

【オカルト番組】緊急検証!第5回紅白オカルト合戦(映画化決定)


正直これを映画館でやってどうするんだ?と疑問でしたが、観終わってみればなるほどこれは映画館でやる価値もあるし映画館で観てよかったと納得。
ただこのマニアックで独特すぎるノリは番組のファンならともかく一見さんにはどうなんだろうと不安もよぎります。
それでも「なんかおもしろそう」という直感を得た方はぜひすぐ映画館へ。
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入場時に鑑賞特典でもらえるスプーン。
ぶっちゃけ劇中で観客がスプーン曲げに挑戦するシーンがあるのですが、みんなでスプーンを持ちながら映画を観るという普通に生きていたら滅多にない体験ができます。
(映画館のスタッフさんも観客にスプーンを配るという貴重な体験をされている)
もしかしたらあなたの超能力の才能が開花しちゃうかもしれませんよ!

上映劇場などは映画公式サイトをチェック!
緊急検証!THE MOVIE|ファミリー劇場


映画ナビ最新ニュース : 全世界史上初“スプーン曲げ上映”開催!!飛鳥昭雄がスプーン曲げ成功で会場騒然!『緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』初日舞台挨拶
なんとスプーンが曲がったそうです。



さて、予告編のあとはネタバレにご注意を。





【オカルト イズ デッド】
ネッシー、超能力、ノストラダムスの大予言。
昭和の時代に大流行したオカルトブーム。
当時のテレビではゴールデンタイムに真面目(?)に特集が放送されていて、視聴者も夢中で観ていたものでした。
しかし時は流れオカルトというものはいかがわしく胡散臭いものになってしまいました。
そんなものを好きとでも言おうものなら新興宗教や怪しいセミナーの勧誘ではないかと距離を置かれてしまうかもしれません。

そんなオワコンと化してしまったオカルトを起死回生の一手でブーム再燃へと導く今作。
ネッシー、ノストラダムス、超能力をテーマにブーム最盛期の様子やTV放送に関わった人たちのコメントを交えて振り返り。
そして「オカルト三銃士」の手により新説をプレゼン。

この過去のブームの振り返りをまとめて形にするというのは今までなかったのではないでしょうか。
自分なんかは子供の頃のあのブームを整理できてとてもスッキリしました。
まるで憑き物が落ちたように。
昭和の頃とは環境も生き方も大きく変わってしまった今、改めて新しい不思議なモノに目を向けていけるように思います。

オカルト三銃士によるそれぞれの新説はどれも興味深かったですが、中沢健さんの歌う鈴木亜美の歌が印象に強すぎて困惑。



またオカルトとはちょっと違うかもしれませんが、「不思議な概念」というのは実はかなり世間に浸透しているのではないでしょうか。
アニメ・マンガ・ゲーム・ライトノベルでは異世界や魔法は当たり前だし、神や悪魔や魔物についてなにげにみんな詳しい。
そんなことないと思ったあなたもゲームの属性相性なんかは知っていたりしませんか?
(水は火に強いとかっていうアレ)
それらはもちろんフィクションという枠の中のことなんだけど、現実にしばしば発生する「直感」や「虫の知らせ」などの第六感的な事象の存在を現実に感じることもある。
いまだに説明のつかないそういったこと、説明しようとするととたんに嘘っぽくなってしまうそういうこと。
不思議な世界というのは私達のすぐそばやもしかしたら身体の中にあるのかもしれません。
そんな不思議に目を向けるとちょっと違う角度からこの世界が見えるかも。

そんなことを考えるきっかけになる刺激的な映画でした。
オカルト三銃士それぞれがオカルトに向き合う生き方にはまっすぐな熱と生きる楽しさを感じて胸が熱くなりました。
これからのご活躍を期待しております。


【ユリ・ゲラーさん】
まず冒頭でユリ・ゲラーさんが映画のマナー注意喚起。
これだけで鑑賞料金の元はとれてしまうクライマックスのおもしろさ。
そしてラストのスプーン曲げチャレンジでまた大盛り上がり。
観客がみんなでスプーンを手にして(マガレー)ってやる不思議で奇妙で異様な映画体験。
これは一生モノの思い出です。
(上映前にはみんなそれぞれ自分もなんだけど、スプーンをいぶかしげな感じでいじっていたのも印象的だった)
自分はまあ曲がらなかったんだけど、心の中で少しでも「曲がるんじゃないか」って思ってしまった時点でこの映画にしてやられたということです。
それは騙されたとかいうことじゃなくて、曲がらなかったけど面白かったということです。
映画が終わった後「曲がらなかったわ!」って感じで観客(自分も含み)それぞれがクスッと笑って締めた不思議な一体感は言葉にできない謎の感動でした。

鑑賞特典のスプーンはとても有効に機能していたと思うし、アトラクション的な楽しみもあったし、スプーン曲げを観客にやってもらうというアイデア見事でした。

「緊急検証!THE MOVIE」ユリ・ゲラー映画未公開映像

ユリ・ゲラーの能力の真偽はともかく、当時テレビを見ながらスプーンを曲げようとした子どもたちの中にもしかしたら本物の能力者がいたかも・・・なんて思うとロマンがありますね。


【緊急検証!】
自分は現在CSが観られない環境なのでむしろ映画でやってくれてありがたかったっていうか。
映画館で他人と一緒にクスクスゲラゲラ笑いながらこれを観られて面白かったです。
っていうか他にも緊急検証!ファンがいたんだっていう安心感?
物事の真偽って大切だけど、モノによってはそんなのどうだってよくて楽しめばいいじゃん害はないんだし、という気楽さ。
そんなゆるい感じの生き方でもいいんじゃないかと思ったり。
そしてこれからも現実とフィクションの狭間にあるオカルトというものを楽しんでいこうと思いました。
そして『緊急検証!』という番組のこれからにも期待です。


しかし私達が生きているこの世界、物事の価値観なんて知らないうちにスルッと入れ替わっているものです。
アナログからデジタルへ。
物体からデータへ。
などなど。
日々アップデートされていく世界を注意深く観察していきましょう。

オカルトは終わらない!




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