
がんばるって、なんですか?
『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』みてきました。
上映時間100分、ほぼ全編目から涙が出ていました。
いやもう開幕からブワッですよ。
というのも映画鑑賞日当日にTVアニメの『響け!ユーフォニアム2』全13話を初見でフルコンプ→ウォーミングアップ完了で最高に高まった状態で映画館に突入、だったので。
田中あすか先輩卒業からの間髪入れずに新学期さあどうなる!?です。
我ながら完璧な調整でした。
さらに『誓いのフィナーレ』に強烈に食い込んでくる『リズと青い鳥』。
何度もみた『リズと青い鳥』がミックスされて脳内で物語が再構成されていくと同時に登場人物のそれぞれの想いや感情が流入してきて頭の中が大変なことに。
今現在もそれらのピースがとっちらかっている状態です。
高校生という時間の流れの残酷さ、その中にある輝き、努力と挫折、人と向き合うこと、思いやりとやさしさ、がんばること、受け継がれていくこと。
そして、次の曲が始まるのです。
とまあうまく言葉にできないのですが最高でした。
アニメーションに関してはさすがの京都アニメーション。
もはや今更いうことはありません。
その技術や技巧はこの物語を最高に描くために駆使されています。
吹奏楽の演奏シーンは圧巻。
ぜひ映画館で御覧ください。
自分はもう一回観たい。
10分でわかる 『響け!ユーフォニアム』
これを観て映画館にGO!
さて、予告編の後はネタバレにご注意を。
とりとめのない内容になると思いますが。
おっとその前に。
2週目入場者プレゼント オリジナルコースターはクミカナのハッピーアイスクリームでした。
嬉しくて眺めながら泣いてます。


【黄前久美子】
今回も人畜無害でのんびりとした顔でズケズケ踏み込んでいく黄前久美子です。
声を演じるは黒沢ともよ。
ユーフォ2の時もすごいと思ったけど今回の劇場版でさらにすごい。
引きの静かで抑えた力強い演技、レイナと二人のときの空気感、久石奏にぶつける激昂。
久美子は2年生になり後輩の面倒をみることで急速に成長する。
もう無責任に興味本位で他人に関わることはできない。
目の前の人に何ができるか本気で考えなければならない。
将来のことはまだわからないけど、今できることをやる。
そしてあすか先輩から受け継いだものを糧にきっとやり遂げられるはずだ。
がんばれ、新部長。
【久石奏】
面倒な台風の目の子。
あの語り口は「物語シリーズ」に出演したほうがよかったのでは?なんて思うもなぜこんなひねくれているのかが明らかになったときハッとした。
中学の時の実力vs年功序列問題。
痛恨から逃げる奏を久美子は絶対に逃さない、雨の中でも追いかける。
そしてその悲しみを繰り返さないことをふたりで誓う。
憑き物が落ちた奏は吹奏楽部にとってなくてはならない存在になるだろう。
がんばれ!
【田中あすか】
久美子にとっては特別な先輩。
なので序盤で久美子が奏でる「響け!ユーフォニアム」から想いが伝わってきていきなり泣いてしまったのは言うまでもありません。
コンクールを見に来たあすか先輩はもう吹部の人ではない。
田中あすかはクールに去るぜ、がかっこよかったです。
ユーフォ1のときはジョイナス先輩と呼んでいたのがなつかしい。
【リズと青い鳥】
コンクールの課題曲が発表されたとき「あっ!!」とした方は多いと思う。
課題曲「リズと青い鳥」
では『リズと青い鳥』という映像作品が時系列的にどこにはさまってくるかというと今作のコンクール手前ということになる。
ユーフォ1→ユーフォ2→誓いのフィナーレ→リズと青い鳥→誓いのフィナーレ(コンクール)
ユーフォニアムシリーズが吹奏楽部全体を捉えているのに対して、リズがいかにピンポイントにあの子たちを描いていたのか改めて思い知らされます。
そしてリズをもう一度みなくてはと思う。
「問いかけ」だった『リズと青い鳥』という作品のアンサーのひとつを『誓いのフィナーレ』で見せてくれたことが嬉しい。
リズでは練習風景にとどまっていた演奏シーンですが今作で本番が披露される。
この曲のためになにがあったか観客である自分たちはすでに知っている。
なので、みぞれのオーボエの美しさに改めて感動し(オーボエ続けてるー!)、それを支えるのぞみのフルートに胸を打たれ(支えてるー!!)、舞台袖で見守る梨々花の(味ついてる)表情にいちいち頷いてしまう。
っていうか、ちょいちょい画面にでてくる梨々花ちゃんがモブと呼ぶにはあまりにもかわいすぎる存在感!
次回作があるのならちゃんとした出番をぜひお願いします!
「南中カルテット」の三年生4人はコンクールを最後に部を去る。
部長、副部長、立派やったで。
夏紀が頑張ってオーディション合格したのに涙。
なかよし川、のぞみぞは尊い。
そして彼女たちの未来もまた続いていく。
【響け!ユーフォニアム】
というわけでこのユーフォニアムの世界がますます好きになった、というかますます実在感が増したと言ったほうがいいかもしれない。
受け継がれてきた吹奏楽部、黄前久美子部長の北宇治高校吹奏楽部の活躍をアニメでみてみたいです。
それではみなさんご唱和ください。
北宇治ファイトー!
オー!
【その他いろいろ】
・加藤葉月:上手い後輩は努力だけでは超えることはできないかもしれない。それでも!
・川島サファイア:強い。部をきちんを支えてくれそう。
・麗奈:告白したけど告白にならず!そして君よ吹部の剣となれ。
・蜜柑飴は契約の果実。
・秀一:久美子はあんなんだからまー気長にがんばれ。でも浮気するとソープボトル投げつけるゾ。
・吉川優子:夏紀に「ありがとう」って言ったときはわわ!ってなりました。ありがとう。
・中川夏紀:いい女です。
・久石奏:小憎たらしい子からかわいい後輩へ転身。よう話をひっぱってくれた。
・鈴木美玲:背の高い子。ちょっと不器用なだけなんだ。大丈夫、うまくやれるさ。
・鈴木さつき:元気な子。
・月永求:すっかりサファイアさんちの子だね、月 永 く ん 。
・顎関節症でマネージャーになった先輩せつない。
・滝先生:また「なんですか、これ」って言ってほしい。
・松本先生(副顧問):「これが学校というもの、新年度でまた最初からやりなおしなんですね」という滝に「それができることがすばらしいんです」みたいに言うのグッときました。いい先生です。
・黄前麻美子:久美子にとっての特別だった。決められた道をただ歩くよりも、選んだ自由に傷つくほうがいい。がんばれお姉ちゃん!
・風の音出すぐるぐる回すやつ回してみたい。
・「ハッピーアイスクリーム!」でリズ民歓喜。
・エンドロールで涙をぬぐって帰る準備していたのに、そのあとの黄前久美子部長でまた涙が出ちゃう罠。
・映画を観て家に帰って寝たら吹奏楽部のみんなが夢に出てきた。あまりにも夢中すぎる。
・一連のスマホでのメンバー撮影は奏によるもの?(追記:そんなことなかった)
今回も人畜無害でのんびりとした顔でズケズケ踏み込んでいく黄前久美子です。
声を演じるは黒沢ともよ。
ユーフォ2の時もすごいと思ったけど今回の劇場版でさらにすごい。
引きの静かで抑えた力強い演技、レイナと二人のときの空気感、久石奏にぶつける激昂。
久美子は2年生になり後輩の面倒をみることで急速に成長する。
もう無責任に興味本位で他人に関わることはできない。
目の前の人に何ができるか本気で考えなければならない。
将来のことはまだわからないけど、今できることをやる。
そしてあすか先輩から受け継いだものを糧にきっとやり遂げられるはずだ。
がんばれ、新部長。
【久石奏】
面倒な台風の目の子。
あの語り口は「物語シリーズ」に出演したほうがよかったのでは?なんて思うもなぜこんなひねくれているのかが明らかになったときハッとした。
中学の時の実力vs年功序列問題。
痛恨から逃げる奏を久美子は絶対に逃さない、雨の中でも追いかける。
そしてその悲しみを繰り返さないことをふたりで誓う。
憑き物が落ちた奏は吹奏楽部にとってなくてはならない存在になるだろう。
がんばれ!
【田中あすか】
久美子にとっては特別な先輩。
なので序盤で久美子が奏でる「響け!ユーフォニアム」から想いが伝わってきていきなり泣いてしまったのは言うまでもありません。
コンクールを見に来たあすか先輩はもう吹部の人ではない。
田中あすかはクールに去るぜ、がかっこよかったです。
ユーフォ1のときはジョイナス先輩と呼んでいたのがなつかしい。
【リズと青い鳥】
コンクールの課題曲が発表されたとき「あっ!!」とした方は多いと思う。
課題曲「リズと青い鳥」
では『リズと青い鳥』という映像作品が時系列的にどこにはさまってくるかというと今作のコンクール手前ということになる。
ユーフォ1→ユーフォ2→誓いのフィナーレ→リズと青い鳥→誓いのフィナーレ(コンクール)
ユーフォニアムシリーズが吹奏楽部全体を捉えているのに対して、リズがいかにピンポイントにあの子たちを描いていたのか改めて思い知らされます。
そしてリズをもう一度みなくてはと思う。
「問いかけ」だった『リズと青い鳥』という作品のアンサーのひとつを『誓いのフィナーレ』で見せてくれたことが嬉しい。
リズでは練習風景にとどまっていた演奏シーンですが今作で本番が披露される。
この曲のためになにがあったか観客である自分たちはすでに知っている。
なので、みぞれのオーボエの美しさに改めて感動し(オーボエ続けてるー!)、それを支えるのぞみのフルートに胸を打たれ(支えてるー!!)、舞台袖で見守る梨々花の(味ついてる)表情にいちいち頷いてしまう。
っていうか、ちょいちょい画面にでてくる梨々花ちゃんがモブと呼ぶにはあまりにもかわいすぎる存在感!
次回作があるのならちゃんとした出番をぜひお願いします!
「南中カルテット」の三年生4人はコンクールを最後に部を去る。
部長、副部長、立派やったで。
夏紀が頑張ってオーディション合格したのに涙。
なかよし川、のぞみぞは尊い。
そして彼女たちの未来もまた続いていく。
【響け!ユーフォニアム】
というわけでこのユーフォニアムの世界がますます好きになった、というかますます実在感が増したと言ったほうがいいかもしれない。
受け継がれてきた吹奏楽部、黄前久美子部長の北宇治高校吹奏楽部の活躍をアニメでみてみたいです。
それではみなさんご唱和ください。
北宇治ファイトー!
オー!
【その他いろいろ】
・加藤葉月:上手い後輩は努力だけでは超えることはできないかもしれない。それでも!
・川島サファイア:強い。部をきちんを支えてくれそう。
・麗奈:告白したけど告白にならず!そして君よ吹部の剣となれ。
・蜜柑飴は契約の果実。
・秀一:久美子はあんなんだからまー気長にがんばれ。でも浮気するとソープボトル投げつけるゾ。
・吉川優子:夏紀に「ありがとう」って言ったときはわわ!ってなりました。ありがとう。
・中川夏紀:いい女です。
・久石奏:小憎たらしい子からかわいい後輩へ転身。よう話をひっぱってくれた。
・鈴木美玲:背の高い子。ちょっと不器用なだけなんだ。大丈夫、うまくやれるさ。
・鈴木さつき:元気な子。
・月永求:すっかりサファイアさんちの子だね、月 永 く ん 。
・顎関節症でマネージャーになった先輩せつない。
・滝先生:また「なんですか、これ」って言ってほしい。
・松本先生(副顧問):「これが学校というもの、新年度でまた最初からやりなおしなんですね」という滝に「それができることがすばらしいんです」みたいに言うのグッときました。いい先生です。
・黄前麻美子:久美子にとっての特別だった。決められた道をただ歩くよりも、選んだ自由に傷つくほうがいい。がんばれお姉ちゃん!
・風の音出すぐるぐる回すやつ回してみたい。
・「ハッピーアイスクリーム!」でリズ民歓喜。
・エンドロールで涙をぬぐって帰る準備していたのに、そのあとの黄前久美子部長でまた涙が出ちゃう罠。
・映画を観て家に帰って寝たら吹奏楽部のみんなが夢に出てきた。あまりにも夢中すぎる。
・一連のスマホでのメンバー撮影は奏によるもの?(追記:そんなことなかった)
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