前作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の正統なる続編、
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』観てきました。

マジジュマンジ、今作もあいかわらずの楽しく勇敢な冒険でした。
今回は字幕版でみたけど吹替版でも観てみたいですね。

なぜこのジュマンジというシリーズに惹かれてしまうのか。
それはやっぱり1作目のロビン・ウィリアムズの影響が大きいと思います。
今回も鑑賞中にロビン・ウィリアムズのあの笑顔が脳裏に浮かんできてしまいました。
やさしさと人生に大切なことが詰まっているのがこの映画なんです。
今作もそこはちゃんと押さえてあるのが見事です。
あと「ジュマンジ」という言葉の不思議な響き。
それらがこのシリーズの魅力を形作っているのだと思います。


予告編のあとはネタバレにご注意を。





【ジーサンズ参戦!】
前作の若者たちに加えて今回はおじいちゃんたちもゲームに参戦。
ゲームなんかやったことのないじいちゃんたちがゲーム世界でがんばる姿はおもしろかったです。
歳を取るということにメリットもデメリットもあるのは普遍的なテーマですが、劇中の様々なシーンでそれらが描かれます。
若い頃を振り返ればあの頃が絶頂期だったと後悔する。
やり残したことが今を苦しめる。
逆に様々な経験が人生を豊かにする。
どう生きるかは結局気の持ちようなわけで。
ただ老いていく身体には逆らえない。
そんな残酷な現実のシステムにどう立ち向かうか、この映画にはそのヒントがあるように思いました。


【もしかしてぼくたち/わたしたち、入れ替わってるー!?】
若干のトラブルにより前作とはゲーム世界での中の人たちが入れ替わってる。
それがまた劇中さらに入れ替わるんだけど、ドゥウェインジョンソン(ロック様)をはじめとする俳優陣の演じ分けがお見事。
身体的個性をも最大限に生かした演技でずーっと楽しめました。
どんなにCG技術が進化しても演じる人間の味、これね!
ピンチのときでも景気のいいセリフが連発で気分アゲアゲでした。


【ウェルカム トゥ ジュマンジ!】
jumanjinohito

なんでかわからないけど案内人の「ウェルカム トゥ ジュマンジ!!」の言い方が好き。
今回は何人かで観に行ったんだけど鑑賞後には誰が一番「ウェルカム トゥ ジュマンジ!!」をうまく言えるか大会が勃発。
不思議な魅力です。


【ネクストレベル】
ゲーム世界でピンチを共有して共に困難を乗り越える。
帰還したときには相互理解と成長を得る。
それがマジジュマンジ。

今作の最後では母親や暖房修理の人がゲームに吸い込まれてEND。
これで終わってもいいし、さらなる続編があってもいい作り。
これもまたジュマンジ。
個人的には続き、観てみたいですけどね。

期待を裏切らない楽しい映画でした。
ウェルカム トゥ ジュマンジ!!


・マンドリル怖かった。
・ラストのおじいちゃんとプレイしてるストリートファイターがザンギvsダルシムというカードで激アツ。
・キメ顔何度観ても最高。
・自宅の階段についてる介護用昇降機がせつない。
・馬のじいちゃんジュマンジに残るの意外だった。いいのあれで?まあいっか。
・タマがなくなったとかいう一連のシーン最高。
・ダチョウって強いんですね。
・粉砕されても稼働するジュマンジさんお強い。
・予告ではゲームがバグるなんて描写あったけど本編では別にそんなこともなく?
・露骨なライフ減らし調整。
・あとから入ってきた二人、どうやってはいったんだろ。