いつか録画したサタシネ(テレビ東京深夜の映画番組)の『ザ・ファイター』みました。

ボクシング映画ってのは自分がちょっと弱ってるな〜なんて時にみるとチカラが湧いてきますね。
ガッツ!

実話を元にした作品らしいです。
主演の兄弟を演じるのは、兄を俺たちのクリスチャン・ベール。弟をマーク・ウォールバーグ・・・ってどこかでみたことあると思ったら『テッド』とか『ザーシューター/極大射程』の人でした。
面白かったです。


予告編のあとはネタバレにご注意を。





人生において周囲の環境がどのように影響するか考えてしまいます。
この映画では家庭環境がかなりダメな感じでスタート。
弟はボクサーでがんばりたいけど、過干渉な母や過去の栄光を振りかざすドラッグ中毒の兄がまともにはやらせてくれない。
じゃあそこから飛び出すんだけど、世界タイトルという巨大な目標を目指すにはどの陣営もひっくるめて総力戦!兄貴もいっしょじゃなきゃダメなんだよ!もう全部!・・・って感じが熱かったです。


序盤はクリスチャン・ベールが演じる兄貴がほんとうにひどいやつで正直見るに堪えない(クリスチャン・ベールの演技がすごすぎる)。
でも刑務所から帰ってきて薬が抜けてからの転換がこれまた見事。

弟は兄貴に憧れながらボクシングに打ち込む姿がよかったです。
ただファイトスタイルが棒立ち多すぎたのは大丈夫なのか?って思っちゃいました。
(実在の人もあんなだったのかな?)

弟の彼女が家族や兄貴にバチバチ物言うのがすごかったけど、終盤の兄貴とのタイマン口喧嘩は見ごたえありました。
お互い言いたいことがあるならとことん言い合ったほうがいい時もあるんですね。
あとシスターズの髪ひっこぬいてやる!!って掴みかかって大乱闘してたのもすごかったです。


クライマックスの試合はなんだかんだで「いけ!ボディヘッド!そこだ!!」って拳を振りかざしながら見てしまいました。
最後に勝てばOK!
大事なことです。