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タグ:るろうに剣心

金曜ロードショーるろうに剣心まつり、3週目は『伝説の最期編』
先週の『京都大火編』が面白かったので期待しつつ視聴。
パルクール的剣戟アクションは十分楽しめました。
BGMもなんとなく「追憶編」に寄せたような雰囲気でよかったですね。



【怒涛のCM】
放送開始時間を1時間繰り上げだったのですが、8時台のCMがほぼ6分おきに挿入。
そのせいでいつまで修行やってんだろうっていう福山雅治パートが余計に長く感じることに。
(福山雅治はアクションとかスパルタな雰囲気とかかっこよかった)
CMは多かったけどどん兵衛の時代劇調CMが不思議な相乗効果で面白かったです。
まあそれを狙ってたんだろうけどCM効果は絶大だったと思います。
どん兵衛食べたくなったもん。



【伝説の最期】
奥義修得後は四乃森蒼紫との対決、剣心処刑の茶番劇、そして煉獄での最終決戦へと。
決着が付いて帰還したときに伊藤博文が憎たらしいことを言って誰か伊藤博文を一発殴ったれよという雰囲気に。
ところが剣心(佐藤健)はオマエもうそれ意識ないだろという状態。
(薫殿は「剣心!無事でよかった!」なんて言ってたけどちっとも無事じゃない!)
そこでしゃべらないまでも何かしら意思表示があったらすっきりしたんだろうけど。
そのあとは日常を取り戻した道場のシーンに。
剣心が薫に「新しい時代を共に見守ってくださらぬか」っていうんだけど薫が「えっ?」で放送終了。
カットされたエンドロールにはなにかフォローがあったのかもしれないけど、テレビ視聴者は「えっ?」ですよ。
最後の十数分でそれまでのいい感じがガラガラと音を立てて崩れ落ちていくのでした。
なるほど、これが伝説の最期・・・・ね。


【斎藤一】
江口洋介が演じる斎藤一。
基本タバコを吸ってるだけなんだけどかっこよかったです。
西洋衣装で刀を携えてスッと立ってる姿がいいんですよね。
映画1作目ではヒョロ〜と飛んでずっこけた牙突も今回はキマってました。
そりゃ宇水さんをズバッと一撃KOです。


【御庭番衆】
満身創痍で四乃森蒼紫を止めに行った翁が死!
ええっ!?死んじゃうの(原作ではなんだかんだで生き残ったんだけど)
四乃森蒼紫と剣心の対決はすごいスピードでした。
小太刀二刀流での連撃、木や地面に刀を刺して置いたのをまた使ったりとか。
殺陣の組み立てとか段取りの練習とか大変だったんだろうなあと。
操(土屋太鳳)は何をやってたかよく覚えてない。


【十本刀】
いずれも名前のある雑魚程度で終わってしまったのが残念。
まあいちいちやってる時間はないんですけど。
宗次郎が闘いながらぶっ壊れていくのはよかったですね。


【志々雄真】
煉獄でちょこっと砲撃してみました、っていうくらいで国盗りのビジョンが見えにくい。
もうちょっと途中存在感があってもよかったかなと。
まあそんなことも志々雄真(藤原竜也)が出てきたらどうでもいいことでした。
刀にエンチャントファイアで大暴れ。
炎エフェクトがかっこいい。
しかも斬るだけじゃなくてつかみ技、投技も多彩。
蹴り技も強かったですね。
この映画のアクションはまるで格闘ゲームを見ているような面白さがありました。
月華の剣士がイメージに近いけど、るろうに剣心で(ちゃんとした)格闘ゲームを遊んでみたいなあ。

志々雄真、最期はさすがの藤原竜也で終了。


以上『るろうに剣心 伝説の最期編』
最期はちょっとアレだったけどアクションや雰囲気はとても楽しめました。
見終わった後アニメOVAの『追憶編』を見たくなったのはいうまでもありません。
さて来週の金曜ロードショーはおまちかね(何度目だ)『チャーリーとチョコレート工場』をお送りします。

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【おまけ】
Twitterの実況のキャプ画像リストがデータ連動ので埋め尽くされたのが面白かったので。
なんといっても三浦涼介の存在感。
彼を使いこなせなければ日本映画に未来はないぞ!
kensin01


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金曜ロードショーは3週連続るろうに剣心まつり。
今週は2作目の京都大火編でした。
ちなみに1作目は公開当時映画館で見ました。



アクションも多くて話の流れも淀みなくて楽しめました。
ちゃんとるろ剣してたし、痛みとかむごさっていうのも感じることができたし。
明治には歴史の影でいろんなことがあったかもしれない、なんて思いを馳せたりもしました。
マンガを実写化してよかったんじゃないのと思える数少ない作品だと思います。
来週の「伝説の最期編」がどうなるか楽しみ。


【剣心】
演じるは前作に続いてもちろん佐藤健。
他に強烈なキャラがじゃんじゃか登場するので主役とはいえ存在感を維持するのが大変な役どころ。
しかも明暗があったり「おろ?」とか言わなきゃいけなかったりで大変。
さらにアクションは逆刃刀ということで斬撃というよりも打撃。独特のアクションが要求されます。
近い間合いでバババとカタナが走るアクションは面白い。
でもさすがに見飽きてきたかな〜というところで宗次郎との抜刀術対決になったりして緩急があった。


【志々雄一派】
原作漫画でもそうだったけど強烈な連中が勢揃い。
これはもう原作者の和月伸宏先生のチカラ。
それを実写映画でやりとげてしまったというだけで価値があります。
志々雄真(藤原竜也)は最初に焼かれてからのところが壮絶でしたね。
存在感があったのは瀬田宗次郎の神木隆之介。
無垢な強さとか原作どおりでした。
あと沢下条張(三浦涼介)って仮面ライダーオーズのアンク、金髪イカレ系キャラをやらせたらこの人の右に出るものはいません。
あと方治はだれだろうとおもったら滝藤賢一でヒャハハと楽しそうな様が最高でした。
十本刀の他のメンバーは今回立ってるだけだったけど次回ちゃんとそれぞれ活躍するのでしょうか。


【御庭番衆】
操(土屋太鳳)、翁(田中泯)ってこれ「まれ」じゃないか、って見た人も多いと思う。
っていうか翁の見た目がこれまた原作どおりだし、戦闘モードになったらかっこよすぎ。
蒼紫相手にトンファーキックを繰り出します!
蒼紫はかっこいいんだけど「バットウサイハドコダ」しか言ってないし困ったもんだ。


【謎の男(福山雅治)】
最後にあらわれた謎の男、いったい何者なんだ!?(すっとぼけ)


というわけで金曜ロードショー『るろうに剣心 京都大火編』でした。
来週は放送時間が1時間早いのでご注意を!


金曜ロードSHOW!30周年記念 3週連続るろうに剣心祭り 抜刀バトル
伝説の最期編は11月6日(金)19:56〜

今夜金曜ロードSHOW「るろうに剣心 京都大火編」初地上波に備え、とにかく濃い登場人物をおさらい - エキレビ!(1/2)
キャストの妙っていうのはありますよね。

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映画「るろうに剣心」観てきました。
なかなかよかったですよ!

予告編の後はネタバレもありです。


渋谷で観たのですが、客層の多数を占めていた渋谷系女子とリア充カップルの目の前で流れる予告の時のアニメイトのCMが実に場にそぐわぬ感じで個人的にチョーウケました。
アニメイトのCMはこんなかんじ




とても良くできているなあという感想です。
話は過去の経緯をほどよくはさみつつ武田観柳の事件までをまとめています。
(原作どおりなので目新しいところはありませんが)
舞台美術はあの時代ならではの汚れ感(ちょっと言い方はよくないけどみすぼらしさ)がとてもよく表現されていると思ったし、道端に散らされている落ち葉や、乱闘の後のひっちゃかめっちゃかな散らかりっぷりなどここまでやるかというくらいで気持ちいいです。
(薫殿はいつも綺麗な着物で身分が伺えます)
刀の切っ先で斬ったらその後の場面でも先端だけに血糊がついているとかの当たり前の映像管理もバッチリ。
画の色合いも暗めでギラッとした感じでカッコイイです。
観るまで不安だったキャスティングも良い感じでした。
香川照之演じる武田観柳は期待通りの下衆野郎で香川さんもうノリノリ。期待していたガトリングガンのシーンは見事でした。
吉川晃司演じる鵜堂刃衛はダークな感じがもうプンプンしてたまりません、カッコイイ。
蒼井優は前半と後半で声のトーンがどうも安定していなかった気がするけど綺麗でした。
江口洋介の斎藤一はワイヤーアクションの「牙突」がひょろひょろしていた以外はよかったんじゃないでしょうか。
殺陣はちょっとせわしない感じがしたけど、スピード感がありました。

さて、じゃあ肝心の主人公、佐藤健演じる緋村剣心はどうだったのか。
自分はどうもいまひとつ「殺気」が足りなかったように思えます。
この作品で一番怖くて怒らせてはいけないのは”人斬り抜刀斎”である緋村剣心。
人斬りモードの時の剣心を観て背筋が震え上がるほどの恐怖を観客も感じなくてはいけないと思うのです。
なぜいまひとつ感じられなかったのか考えてみますが・・・

・眼力を発揮すべき眼が前髪で隠れちゃって画面によく見えない。
・佐藤健がまだまだ優しすぎる。

「おろ?」っていってる剣心はとてもいい感じでした。
でも人斬りモードの時のヤバイオーラは佐藤健はもっと出せるはず!!
続編の制作もあるようなので期待しちゃいます。

殺気に関してのハードルが上がっちゃったのはこの映画を見る前に行った平野耕太原画展のせいだと思います(前回の記事参照→ http://hiyoko.livedoor.biz/archives/52099302.html
「殺す!」っていう画をたくさんみちゃったからなあ。

今や貴重な時代劇のひとつなのでこれからの展開は応援したいです。
幕末は今から140年ほど前。
140年・・・まだ、たった140年です。
新時代を夢見て散っていった若者たちに今を生きる俺達は顔向け出来るのか。
とはいうものの何時の世も生きていくのは容易いことではなく、
お腹が減ればごはんをたべなくてはいけないわけで・・・
というわけでごはんたべます!
「赤べこ」のごはんはおいしそうだったので赤べこファンの方は必見のるろうに剣心、オススメです!(つ∀-)


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