宇多丸氏がすごかったといっていた映画「アポカリプト」をみました。
メル・ギブソンが監督。
メル・ギブソンは好きです(リーサルウェポンの)
(マッドマックスはちゃんとみたことがなくてすいません)

まずは予告編とか


「マヤ文明が終わる話」くらいの前知識しか無くて見たのですが、その通りでした(笑)
バトルしてたり追いかけっこしてるほうが長かったかも。
でも見せ方が巧いから最初から最後まで緊張感がヤバイ。

うまく言えないけど、魂が荒ぶる映画・・・だ!

あと、「ニンゲンがちゃんと死ぬ」映画なので目を背けたくなるようなシーンも多々ありますが、ニンゲンの歴史なんて所詮血塗られたもんだろう、と。
奴隷採集・売買のシーンもあって、見てるとエグイなあと思います。
でもこういうことを実際やってるんだよ、ニンゲンって。
っていうか血の色がまたいい色なんですよ。
シーンに合わせて濃すぎず薄すぎず。
え?血の話はいいですか?
ちなみにR-15です。
ハイ。

古代マヤ文明にあこがれていた自分ですが、祭壇で心臓をえぐり出し首を切り落としポイッと投げ落とすシーンを目の当たりにしましたら、自分が順番待ちの生け贄じゃなくてよかったと思いました、マジで。
でもあの熱狂で狂信的な雰囲気は大迫力でした。
ニンゲン、テンションが高くて勢いがあればなんでもできちゃうんですね!
でも人はがんばっても神にはなれないぞ!
かといってジャングル暮らしも楽じゃない。
いえいえどうして、都会暮らしも大変なものですよ。
・・・どうすれば?

あと箇条書き
・ヘッドフォンで聴いてたら矢が耳元を「ヒュン」ってかすってマジ死んだかと思った、っていうか死んだ。
・ストレンジジャーニーのカオスエンドを思い出した(ククルカン的な意味で)
・略奪したつもりがされてしまったぜ〜というマヤ文明、安らかに眠れ。

思ってたよりもわかりやすく、手に汗握り身体がのけぞる映画でした。
面白かったゾ!(つ∀-)