『ドリフターズ』 待望の5巻が発売です!
発売日前夜は「ドリフ!ドリフ!」とひとりで小躍り。
ワクワクもんだぁ!っていう感じであさイチでコンビニまで買いに走りました。
ドラクエの発売日並の盛り上がりをひとりで演出。
前巻からだいぶ間があったのですっかり内容を忘れていたり。
軽く読み返して5巻に挑戦です。
【高密度でIKUSAが始まる】
あの・・・こんなに高密度な作画でしたっけ・・・と今更ながら驚き。
っていうか5巻からギアが上がったようになにかと密度が高いです。
読む方にもかなりの気合が要求されます。
とはいえ「ここがこうなって、こうだから、こうなのです」っていう展開の積み重ねがきちんと描かれているのでわかりやすいです。
それよりも今回考えさせられるのは歴史そのものについて。
特に今自分たちが生きている現代のあり方について。
技術が発達して便利な道具に囲まれて、それで前向きに繁栄しているといえるのか?
もしかしたら現在は衰退への道を歩んでいるのではないか?
・・・とか考えてしまいました。
歴史に「もしも」はないけれどこのマンガではその「もしも」の世界を英雄たちが今一度その血をたぎらせます。
そんな彼らの姿を見て現在を見つめなおしてはいかがでしょうか?
・・・とは言ってみたものの見つめなおしてどうこうなるものじゃないし。
世の中がどうなるかなんてわからんが、働いて食って生きていくしかないだろう。
今を生きる人が一生懸命生きた証が歴史になる。
うん、なんかかっこいい感じだ。
漂流者たちもそんな存在なんだろう。
『ドリフターズ』、生きる意志力を与えてくれるマンガだと思います。
【主人公、島津豊久】
ハイ、今回はぐでーっとしてます。
でも、この顔みたらついていこうっていう気になるし、戦ぞ!・・・って気分が昂ぶりますね。
さすが主人公。
カタナ、早くなおるといいね(がんばれドワーフのみなさん!)
【大日本帝國軍のみなさん】
日本人にとって最も身近な敗戦。
たくさんの命も、命を乗せた艦も海の藻屑と消えてしまった・・・。
このふたりの出逢いは胸が熱くなるシーンでした。
今後どういうふうに抗っていくのか、活躍するのか期待大です。
【深まる謎!】
石に刻まれた文字が示すものは!?
「ちょっと!どういうことなのよ!!!」と驚きましたが謎が明らかになるのはまだちょっと先になりそうです。
【ドリフターズ】
これぞまさに群雄割拠!
大戦に向けて仕込みは整ったか。
次巻いよいよ大開戦!?
楽しみです。
そういえばアニメ化の話はどうなったのかしら?
アニメ「ドリフターズ」公式サイト
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