マイノリティ・リポート [Blu-ray]
マイノリティ・リポート [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-05-21
売り上げランキング : 20781


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


トム・クルーズの「マイノリティ・リポート」をみました。
「レポート」じゃなくて「リポート」です。
2時間超えの長時間作品ながら面白かったです。
今回はオススメされたから見たのですが、現在劇場でトム・クルーズ主演の「オブリビオン」が公開中でなにげに旬だったトム・クルーズです。
「オブリビオン」は面白いらしいので見てみたいですね。

さて、マイノリティ・リポート、
予告編の後はネタバレありご注意です。


犯罪を予知して未然に防ぐとかとても素晴らしいシステム!!
だけど完全を謳うシステムってドラマではどこかに欠陥があるのが残念です。

アニメ「サイコパス」のシビュラシステムとか、「リベリオン」の統治システムとか。

この作品も御多分にもれず。
(まあそうでないと話しにならないのですけど)
マイノリティ・リポートにおいては予知システムに3人の能力者がコアとされていて潰しがきかないんじゃないかと観ていて心配してしまいました。この子らが死んじゃったらどうするの?
(最終的には脳だけとかになっちゃうかもしれないけど)

さて、システムの執行者であるトム・クルーズが一転犯罪者として追われることになるのですが、
その犯罪を犯すであろう「定刻」を経過した瞬間、観ていて背筋がゾクッとしました。
作品の焦点と転機が一点に集約されていてお見事。
そのあとはもうひたすらどうなっちゃうのだろうと見させられました。

最後には劇中の犯罪予防システムはなくなってしまうのですが、その後あの世界はどうなってしまうのか。
再び犯罪・殺人が頻発する物騒な世界になってしまうのか。
だとすればやはり「完璧なシステム」で人々は律せられるべきではないのか?
私たちは未来についてもっと真剣に考えるべきではないのか?

そんな問題提起でもある「マイノリティ・リポート」オススメです!(つ∀-)