最近自分の中で価値観がどんどん変化していまして、
ことゲームに関してはランキングがどんどん下降中。
もう「はぁ、ゲーム?どれももう同じようなものッショ」ってくらい。

そんなすさんだ精神状態の中で敢えて見る「ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック」。
この作品の中に何かを見出すことができるのだろうか?

予告編の後はネタバレご注意


まず映画館の大スクリーンでゲームセンターCXを見るというスケール感の錯覚。
「なぜわざわざ映画館で」というのを通り越して何よりこの場違い感が楽しい。
そしてマイティボンジャックをプレイする有野課長を手に汗握って見ることに。
マイティボンジャックは当時少しプレイしたことがありますが、とにかく難しくてよくわからなくてすぐに諦めたゲームでした。
そんなゲームの仕組みが今更明らかになる喜びと、クリアして仇(?)を討ってくれ有野課長!という思いがこみ上げます。
ゲームセンターCXパートの合間に中学生日記的な話が入るのですが、相乗効果が面白いです。
なんの効果かって観客にとっての「マイティボンジャック」の価値が急上昇!
なのでマイティをクリアできるかどうか気になっちゃうし、マイティのゲームカセットの行方にハラハラしちゃうという仕組み。

ゲームのいいところのひとつに価値観の共有・・・まあ話しのタネになるというのがありますが、今まで実際それでたくさんの人と理解し合えたことには感謝しなくてはならない。
今は個人が好きなゲームが細分化しすぎてその役割は薄まりつつありますが、夢中でゲームをやった思い出というのはいつまでも色褪せない、それだけはみんな抱いているものだと信じたい。
そんなかんじです(つ∀-)

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