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タグ:江戸川乱歩

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ノイタミナ枠のTVアニメ 『乱歩奇譚 Game of Laplace』が最終回を終えました。
なんだかよくわからなかった、なんだかなあ、なんでだろう・・・とどこか掴みどころの無いような焦点のあってないようなフワフワした雰囲気だったけどなんかよかったという感じでした。

なので見てなかった人に今からどうぞとオススメはしないけれど、リアルタイムで見ていた人たちの中には共通したなにかが心のなかに残ったのではないでしょうか。
それは視聴者それぞれの中にある二十面相みたいなものかもしれません。

雰囲気アニメと言ってしまえばそれまでなのですが、オープニングとエンディングの歌はバシッとハマっていたと思うし、舞台演劇的な演出はどこか滑稽でしれっとした残酷さが巧く出ていたと思います。
キャラクターはそんな舞台上の役者として際立っていたように見えました。
影男(超おもしろかっこいい)や黒蜥蜴(即失禁!)、3分間ショッキング(楽しくも哀しい!)の人とか軒並み愛すべきキャラが登場でした。
ナカムラさんは最後まで悪者なんじゃないかと疑ってごめんなさい。
アケチさんはコーヒーばかり飲んでないでメシを食え!メシを!


【暗黒星】
昨今報じられる理不尽で残酷な殺人事件に思うところのある人は多いでしょう。
捕まった犯人が少年法や精神鑑定の結果減刑されるケースに納得のいかないこともあるのでは?
そんなときあなたの中の「二十面相」が静かに目をさますのです。
まあ法律というシステムも暗黒星というシステムも全てを救うものではないのが悲しくも現実なのですが。

でもどうだろう。
ボクらはなにかと効率的なシステムで機械的に事をすまそうとしてしまうけどそれでいいのかな?
完璧で完全なものなんてありはしないのに?
そんなことをちょっと考えてしまいました。


【コバヤシ少年】
その愛くるしい容貌(だが男だ)と非現実的な言動で視聴者のSAN値をガリガリと削ったコバヤシ少年。
性別があやふやなところなんか神とか創造主に近い高次元な意識です。
最終回でのセリフでコバヤシがどう生きてきたかはっきりします。

「別にこんな世界希望なんてないけど、生きていかなくてもいいかなって思ってたけど、でも今は少しだけ楽しくなってきた気がする」


希望がないなんてそんなこと言うなよ、でもそうなのかな、そうかもしれない、自分もそんなこと思ったことあるな・・・でも、でもさ!
コバヤシ少年が達観と諦観でビルから飛び降りた時、救いに現れたのはハシバ。
このハシバに視聴者が乗れるかどうかがクライマックスでした。
自分は全賭けでノリノリだったのでハシバがキャッチした瞬間に心が叫んでいました。
視聴者代表のハシバくん、ようやった!
この時コバヤシ少年の性別がどうだとか問題ではなくなりました。
でもコバヤシはなぜハシバが助けてくれたのかわかってないでしょう。
その「謎」を解き明かしたいと思ったことがわずかな希望だったんじゃないかと。


【江戸川乱歩】
うつし世はゆめ よるの夢こそまこと
時を経てなお怪しく輝き続ける江戸川乱歩の作品の影響力を思い知りました。
乱歩作品、自分はまだ少ししか読んだこと無いけどこれから触れていきたいと強く思いました。


アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」公式サイト
スペシャル内のアイコンプレゼントがかわいい。あと二十面相のペーパークラフトもあり。

乱歩奇譚 Game of Laplace 第11話【最終回】を見たみんなの反応ww【感想まとめ】 : くろまめ速報



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角川ホラー文庫 江戸川乱歩の『人間椅子』を読みました。
江戸川乱歩の作品は小学生の時に図書室にあった少年探偵シリーズをいくつか読んだくらいです。
内容はもう覚えていませんが、怪しい雰囲気に夢中になった記憶はあります。

なぜ今これを読んだかというと、TVアニメの『乱歩奇譚 Game of Laplace』に影響されたからです。
読んでみて初めて知ったのですが、『人間椅子』は短編だったんですね。
さて「人間椅子」そのものについてですが、TVアニメでは殺した人間の身体を椅子に仕立てていました。
一方原作では椅子の中に入って座る人の感触を椅子として愉しむ・・・なんという変態。
アニメでの改変にはいろいろ意見があるようですが、
自分はこれを原作通りやっても原作には到底及ばないのでアレンジはOK、と思いました。
なんてったって原作は読んでいて「大丈夫か、コレ」と身体が固まったほどでしたので。

この本は短篇集なので他にもお話が収録されておりますが、
いずれも只ならぬ怪しさを纏うものばかり。
蜘蛛の巣に囚われた様な、はたまた暗闇で手招きされて背中から一刺しされる様な、
そんな感覚を味わえること請け合いで御座います。
この夏の一冊に如何でしょうか。

なお小学生の夏休み読書感想文用には、一寸オ勧メ致シ兼ネマス。


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装丁が美麗なので本棚に揃えてみたいシリーズ。
巻末の解説は大槻ケンヂ。

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アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」公式サイト
TVアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』PV


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