読み比べてみたら面白かった本。
IMG_0358

安野モヨコ「監督不行届」
K.Kajunsky「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

共に夫婦生活エッセイものなのですが、どちらもアルティメットに濃厚な感じです。
読んでみると世の中には夫婦の数だけ夫婦のカタチがあるものなんだなあと思います。
まあこの二つのケースはかなり特殊だとは思いますが(笑)


ケース1
「監督不行届」の場合
IMG_0360

すっごい前に友人から進められていたのをなぜか今思い出して読みました。
庵野秀明という究極のオタクが夫だった場合こーゆーことになります、というのが描かれていてとても面白いです。
今更言うことでもないですが、エヴァンゲリオンなんかはやっぱりこういうヒトじゃないと作り上げることはできなんですね。
結婚幸せ生活のカントクくんが監督する今度のエヴァQにどう影響するのか、楽しみです。
オタクっぷりに関しては自分もオタクだとは思いますが、す、すいません、とてもかないませんでした。


ケース2
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の場合
IMG_0359

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしている」という奇行が日常となるとどういうことになるのか?
夫はどう対応するのか!?
この特殊なケースの成り行きを知るには読むしかないってかんじです。
本はマンガ+文章が少し入ってます。
最初は妻のヒトがちょっとアレなんじゃないかと心配しちゃいましたが、
どうやらそうでもなく彼女なりのサービスだったりするようです。
読んでいるといろいろありながらも楽しそうで、どこか奥ゆかしい雰囲気も感じられます。
マンガ(ichida氏)の絵柄もどこかモダンな感じで好き。
ニコニコでも人気だったようです。

これが実話にしろフィクションにしろなかなか面白い読み物でした。

以上オススメの2冊でした(つ∀-)

監督不行届 (Feelコミックス)
監督不行届 (Feelコミックス)安野 モヨコ

祥伝社 2005-02-08
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。K・Kajunsky ichida

PHP研究所 2011-06-28
売り上げランキング : 2737


Amazonで詳しく見る
by G-Tools