アルゴ観ました。
「ザ・タウン」が面白かったのでアルゴも映画館で観よう観ようと思っていて結局観なかったわけで。
そうこうしているうちにアルゴはアカデミー賞なんかとっちゃったりして、今見るとまるで賞をとったからみるんでしょ?的な取り繕う必要もない世間体を勝手に取り繕おうとしちゃったりして見苦しいなんて思いますが、気にしないでおこう。
まずは予告編から。
反米感情にたぎってるイランの群衆の中に放り込まれたようなスリルが味わえました。
あー、眼があったら殺されるなー、っていうかなんかみんなこっちみてるなー、みたいな。
脱出の時は「Harry!Harry!」とドキドキソワソワで気が気じゃない。
そしてこういう人と人の憎しみ合いは今も世界のそこかしこで終わることなく繰り返されているんだと悲しくなりました。
どちらが正義で、どちらが悪か。
どっちもどっちもです。
救出作戦自体は荒唐無稽でよくまあこんなのをほんとにやったもんだと驚きですが、救出されるほうも「こんなのできっこない!」と最初は否定的。
でも作戦立案の主人公(ベン・アフレック)を信じて偽のプロフィールを必死で覚えたりして「役」になりきる様はちょっと胸が熱くなりました。
「作戦は決行する!」〜「責任は自分が取る!」な流れはこの手の作品にはお約束ですが、CIA的な指示で状況が進行していくのはどこか痛快でした。
まあ、スタンドプレーから生じるチームプレイってやつですね。
あと全体に光の加減というか色合いが味があってよかったです。
昔のアメリカなセットとかもよく作ったなあという感じです。
ベン・アフレックは今回はヒゲモジャでだいたいがタバコ吸ってるか酒のんでるか、たまに電話してるかっていう感じですが終わってみればちゃんとヒーローだった、というわけで自分にしかできないことを探してる方、ひげを伸ばしてみようかなと思っている方に「アルゴ」オススメです!(つ∀-)
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